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2012年8月

2012.08.20

「恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました」読了

タイトルながっ! で、内容を要約するとタイトルの通り、恋人にしようと(以下略 となります。

作者本人が気にしているアマゾンでの酷評の通り、「鋼の錬金術師」のパクリ云々でマイナス評価になってしまうと思います。というか、個人的には本人があとがきで明言してしまっているから、なおさら読者が意識してしまって悪い方向に行ってしまっている気がします。(魔王式1巻を除いて)本質的には似ていないのだけれど「魔王式!」->「いもうとがかり」->「恋人(以下略」とぱっとみパクリっぽい感じを与えてしまうのが残念でならないので、もう少しちゃんとしてもらいたいです。一応「カルナ」から応援し続けているので。あ、あとMF文庫読んでると「IS」と「ねくろま。」ともかぶっている印象をうけてしまうかな。

さて、否定的な意見はここまでで、ここからは良い点をメインにした感想です。

錬金術部分にはパクリ云々もあるけれど、錬金術と料理を対比させて説明した部分は面白いと思いました。大雑把な性格のヒロインが大雑把な分量で錬金術を成功させると余剰分の質量が光や煙に変わるのは、キャラクター付けにも使えている感じですし、ラノベ的にはそのまま料理の話にも持っていける。料理の腕前と錬金術の腕前を対比させた話も楽しめそうな感じがします。(アメリアは料理をめんどくさがって練成してしまっていましたが)

ここ最近のうざすぎる感じのある主人公の性格については、やや押さえ気味にしているので拒否感は出ないレベルだと思います。ストーリは1巻としては良くも悪くもまとまっていて、1巻だけであればアメリアかわいいよアメリアで乗り切れるレベルだとは思うので、2巻以降が出るのであれば、母親との関連を含めてどう盛り上げていくかかなと思います。キャラクター的にはアメリアとパメラの対比でどう楽しませてくれるかを楽しみにしたいと思います。(「カルナ->きらほ->姫宮さん->六道」好きとしてはキャラクター配置的には不安があるのですが…)

挿絵は月見作品の中でも高度安定です。一番最後に設定資料ギャラリーもあるので便利便利。ということでアメリアかわいいよアメリア↓
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そして、やっぱりタイトルながっ

小説の内容以外としては著者紹介の性癖が自分とまったく同じだったり、中に挟まっている一迅社文庫の案内でTOP紹介になっていたり、長いタイトルにして(悪い意味で?)注目を浴びる戦略は一部のまとめサイトでの取り上げによって成功したのかどうかが気になったりとはあるのですが、とりあえずは2巻が出ることを期待して待ちたいと思います。

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